夫婦円満「心の伝え方」

ひめじ男女共同参画情報誌

「ウエーブレット」に掲載

不安定な先の見えない時代だからこそ、

余計に家族に対して強い絆を求めてしまう

ものかもしれません・・

 

しかし、いくら家族や夫婦であっても個人のパーソナル

スペースにまでどんどん入ってこられると気持ちがしんどく

なってしまいませんか?

「互いの境界線」を理解し

「互いの想いに耳を傾ける=傾聴」を

とることでより良い夫婦関係を保てるのではないでしょうか

では、具体的に説明して参ります。

 

 目 次

 

■ コミュニケーションを大切にする

■ 感謝を伝える

■ 信頼と尊重

■ お互いの時間を共有する

■ 問題解決の姿勢

■ お互いの成長を応援する

■ 愛情を忘れない

■ 笑いとユーモア

 

夫婦円満の秘訣

「夫婦円満」は、夫婦が互いに理解し合い、支え合いながら、幸せな関係を築いている状態を指します。

夫婦円満のためには、日々の努力やコミュニケーション、

信頼が欠かせません。

 

1. コミュニケーションの大切さ

  • 正直でオープンな会話:お互いの気持ちや考えを率直に話し合うことが重要です。言いたいことを溜め込むと後々大きな問題に発展することがあります。
  • 相手の話をよく聞く:ただ話すだけでなく、相手の話に耳を傾け、理解しようとする姿勢が大切です。アクティブリスニング(共感的な聞き方)を実践することで、相手が尊重されていると感じます。                      

 

2. 感謝を伝える

  • 日常の小さなことに対しても感謝の気持ちを伝えることは、相手との絆を深めます。「ありがとう」と言うだけでも、相手の努力や気持ちを認めることができます。

 

3. 信頼と尊重

  • お互いを信頼し、相手のプライバシーや意見を尊重することが重要です。信頼は長期的な関係の基盤であり、一度失われると回復が難しいため、常に誠実な態度で接することが大切です。

 

4. 時間を共有する

  • 忙しい日常の中でも、夫婦として一緒に過ごす時間を大切にすることが大事です。デートや旅行、趣味を共有する時間を作ることで、絆が強まります。
  • 週に一度、あるいは定期的に「夫婦の日」を設けて、楽しい時間を共有するのも効果的です。

 

5. 問題解決の姿勢

  • 夫婦間で問題が生じたとき、感情的にならず、建設的に解決策を話し合うことが大切です。お互いを責め合うのではなく、問題に対して協力して取り組む姿勢を持つことが、長期的な関係を強くします。

 

6. お互いの成長を応援する

  • 夫婦それぞれが個人として成長することをサポートし合うことも、関係を健全に保つために重要です。相手の夢や目標を応援し、自己実現を支える姿勢を持つことで、互いの尊敬が深まります。

 

7. 愛情を忘れない

  • 言葉や行動で愛情を表現し続けることが、長く続く夫婦関係の秘訣です。小さなスキンシップや、「好きだよ」といった言葉が、お互いの心を温めます。

 

8. 笑いとユーモア

  • 生活の中で笑いを忘れず、ユーモアを共有することは、ストレスを軽減し、ポジティブな雰囲気を保つのに役立ちます。

これらのポイントを意識して実践することで、夫婦関係はより円満で安定したものになるでしょう。

夫婦円満の秘訣は、長期的な関係を維持し、愛情と信頼を深めるために実践できる日々の習慣や考え方にあります。以下に、夫婦関係を良好に保つための具体的な秘訣をいくつか挙げます。

 

今後の夫婦の在り方

  新しい夫婦のカタチ

 

今は共働きが増加しています。

厚生労働省の白書によると

2020年は1200万世帯が共働きであり

世帯全体数からすると

6割に達しているようです。

 共働きが当たり前なのですね。

世の中の状況が共働きにシフトしてきているならば

家事負担も対等に扱っていかなければ

妻からの不満の声はあがりますよね・・・

 

しかし、まだまだ現況の家事負担を時間数に換算すると

一日の家事労働(妻4時間強 夫20分)

 

「周りが気になる女性」

「一点集中型の男性」

妻が家の中を動き回れば

「出てくる・出てくる 家事仕事」

ちなみに、家事労働は無償労働ですが

仕事に置き換えると月20万円以上もする仕事内容なのです

 

家事仕事には休日はなく

誰からも褒められることもなく

ただただ、淡々とこなす家事労働

 そんな蓄積された家事労働への疲れと

理不尽さに妻の怒りが頂点に

きているのではないかと

私は推測します。

 

今後の夫婦の在り方は

ズバリ

「双方がより良い関係を築く為に

 互いに尊重し合うこと」

 

尊重する為には、互いに自分の意見をぶつけ合い

受け入れ、改善し合うことから始まります。

 

このように、夫婦は新婚であっても

熟年であっても相手への配慮を忘れてはならないのです。

忘れてしまいそうならば、紙に記す工夫をして下さい。

そして、互いに取り決めた約束事項というものを

手元に置き、大切な時に見返す必要性はあるのでは

ないでしょうか。

 

 

それでも夫婦の問題にお困りなら

キャリア・マリッジ相談所は上記のような

夫婦間の約束事として第三者が介入し

正式な書面で作成することも可能です

 

何だか味気ない気もしますが、夫婦が円満に長く関係を築いていくには必要なことかもしれません

 

また、お一人で考えることに限界を感じた方は

是非キャリア・マリッジ相談所にご相談下さいませ。

夫婦カウンセラーの松村は現役の調停委員です。

公平に物事を客観視し、冷静に問題把握を行いながら

何が必要であるかを一緒に改善するよう努力して参りましょう。

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